「チャデモ」
CHAdeMO


CHAdeMO(チャデモ)とは、トヨタ、日産、三菱、富士重工業、東京電力の5社によって2010年3月15日に設立されたEV用急速充電器規格の標準化団体「CHAdeMO協議会」および同協議会が提唱する日本独自の充電器規格。

工業用などに使われる三相200V(および400V)の電源を用い、車体にコネクターを接続して充電するコンダクティブ(接触)方式のもので、最大出力は50kWと規定。具体的には、三菱i−MiEV(総容量16kW時)のバッテリーを30分で80%まで充電できる能力を持つ。

国産車では三菱i−MiEVや日産リーフ、スバル・プラグインステラなどがCHAdeMO方式に対応している。

この規格では電源の交流電流を直接用いず直流電流に変換してから充電する方式なので、交流電圧の異なった世界各国で使用できる利点があり、国際標準化も視野に入れたものとなっている。

ちなみに、チャデモの名称には「CHArge do MOve=動く、進むためのチャージ」「de=電気」また、「クルマの充電中にお茶でもいかがですか」の意味が込められており、2010年3月24日現在で日本国内に582、海外に41の急速充電器が設置されている。

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