「ビッグバンエンジン」
big-bang engine


ビッグバンエンジンとは、多気筒エンジンで各気筒の爆発間隔が等間隔ではなく、多気筒中の二気筒がほぼ同時に爆発するエンジン。

主にモトGP(旧WGP)のレーサーなど一部のバイクに採用されるもので、エンジンの回転に脈動がありスムーズな高回転化はできないが、その脈動が既にオーバーパワーで非常にピーキーになっていた限界コーナーリング時のマシン挙動をマイルドにし、コントロール性が高まることで速いライディングを実現した。

2ストロークの四気筒エンジンの場合、通常はクランク角90度毎に一気筒ずつ点火する等間隔爆発を行うが、ビッグバンエンジンでは2気筒を同時(クランク角180度毎)に点火させるもののほか、さらに不等間隔としたものがある。

一般的な等間隔爆発のエンジンより低く野太い音を発する特徴がある。

同義語 同爆エンジン、不等間隔同爆エンジン

対義語 スクリーマーエンジン

関連 多気筒エンジンピーキークランクシャフト2ストローク

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