「クォーツ時計」
Quartz watch
Quartz clock


クォーツ時計とは、水晶(クォーツ)振動子を心臓部に備える電子回路によって時間を刻む、現在最も一般的な時計のこと。

電圧を掛けると正確な周期で規則的に振動する水晶(クォーツ)の性質を時計に応用したもので、1969年にセイコーが実用化に成功。月差±15〜30秒と精度が非常に高くて耐久性も高く、時計の世界に大革命をもたらした。

それまでの機械式時計と比べると、大量生産が可能なため非常に安価にでき、メンテナンスも電池交換程度と維持も容易など、時間を知るためだけの道具とすると合理的で完成された機構といえる。

ただし、機械式時計はオーバーホールして何十年と使い続けられるが、クォーツ時計は10年程度で電子回路が寿命を迎えてしまうので、資産価値は低くならざるを得ない。

関連 機械式時計SEIKO(セイコー)オーバーホール

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