「原付」
げんつき


原付とは、原動機付自転車の略。

原動機とはエンジンのことで、道路交通法では排気量50cc以下(定格出力600W以下の電動機)のエンジンを搭載する車両のことだが、道路運送車両法では排気量125cc以下の車両のこと。

前者は、第一種原付に分類され、法定最高速度30km/hや二段階右折、自動車専用道や高速道路の通行不可など制限も多いが、免許の取得が容易で価格や維持費も安いため、学生から老人まで庶民の足として大活躍。なかには、足こぎペダルも付いていて本当に自転車になるものもある。

道路運送車両法では排気量50cc以下を第1種原付、90cc以下(定格出力600W超800W以下の電動機)を第2種原付(乙)、125cc以下(定格出力800W超1000W以下の電動機)を第2種原付(甲)、第一種原付(50cc以下20cc以上または定格出力250W超600W以下の電動機でトレッド500mm超の三輪以上のミニカー)に分類している。

第二種原付は小型二輪免許が必要だが、法定最高速度は60km/hとなり二段階右折も不要など、一般道を四輪車と同等のルールで走れるのでより利便性が高い。それでいて中型以上の二輪車より税金や保険料などが安くて維持しやすいため人気が高い。

同義語 原チャリ、原チャ、ミニバイク

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