CASE(ケース) 〜いまさら聞けない!?自動車・バイク用語辞典

「CASE」
ケース


CASE(ケース)とは、Connected(コネクテッド)、Autonomous(自動運転)、Shared(シェアリング)、Electric(電動化)の頭文字をとった造語。2016年にダイムラーが発表した中長期戦略で語られたもの。

Connected(コネクテッド)は、車両や道路状況など様々なデータをネットワークで繋ぎ活用する「コネクテッドカー」。

Autonomous(自動運転)は、より高度な自動運転の実用化。

Shared(シェアリング)は、「所有」から「共有」にシフトした自動車の活用方法の拡大。

Erectric(電動化)は電気自動車(EV)、ハイブリッド車(HV)の普及拡大。

この4つのテーマを効果的に組み合わせて相乗効果を生み出すことが、100年に一度の大変革時代を迎えた自動車産業界を象徴する重要なキーワードと言われる。

これにより、ダイムラーは「従来の自動車メーカーからモビリティサービスのプロバイダーへの変身」を表明。世界中の各メーカーも業界の垣根を越えた業務提携が推し進められている。

トヨタにおいては、2020年のCESカンファレンスで「従来のクルマをつくる会社からモビリティ・カンパニーにモデルチェンジする」ことを宣言。2021年には東富士に「Woven City(ウーブンシティ)」という名のCASE実証実験都市(コネクティッド・シティ)を作ることを発表した。

関連 トヨタ電気自動車(EV)ハイブリッド車(HV)

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