最近はホンダ車のボディ剛性の評価も高いが、以前は軽量化のあまりボディが弱いといわれていた。
モデルチェンジを重ねる毎に強化されてきているが、EG6も剛性の出しにくいハッチバック、決して強固とは言いがたい。
ヘタる前に補強しておきたいところ。
また、脚周りをきっちり働かせるためにもボディ剛性は重要。
タワーバーは、メーカーによってはショックの減衰調整が出来なくなるものがあるので要注意。
写真は「〜'98仕様」 CUSCOはオールアルミでショック取付位置に共締めするタイプ。
CUSCO AA(オールアルミ)
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軽量なオールアルミ製で、ショックのタワー部に装着するタイプ(純正とも併用できる)。タワー装着タイプは特にサスペンション剛性に効くらしい。
純正でも装着されているので違いはほとんど分からない。
ボンネットを開けたときのファッション性も有るが、シビックで装着していない車はほとんどいない。現在は、事故で歪んだため撤去。
インテグラR純正
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アルミのまっすぐな角材をスチールマウントで純正位置に装着するタイプ。曲げが無く、造りもしっかりしているので剛性がありそう。純正位置への取り付けはボディ剛性アップに貢献するとか。
*装着はボルトオンだが、ボンネットに若干干渉する。
CUSCO AS(アルミシャフト・スチールマウント)
アルミシャフト・スチールマウントのショック取付位置共締めタイプ。
ハッチバックの車はリヤの剛性が低いので是非装着したいところ。
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あまり分からないが多分効いているのだろう。
取り付けに際して内張り(ショックアッパーの蓋)の一部に加工が必要。
サブトランクの開閉は普通には出来なくなるので要注意。
捻りにも効果のあるオーバールシャフトの物がほしい今日この頃
CUSCO
アルミのバーでロアアーム基部の前端を連結し、メンバーの歪みによる不要なアライメント変化を抑制する。
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最も効果の実感できたパーツ。
ステアリングを切り込んでいったときの手応えや、高速域からのブレーキング時の安定性などが向上。
できるだけ最低地上高に影響しない造りにはなっているが、やはり最低地上高に影響アリ。9cm以下に車高を落としている車は走行注意。
また、ミッションオイルのドレンボルトの真下になるので、ミッションオイル交換作業が少々面倒になる。
SPOON
リヤのロアアーム基部を連結することで脚周りの剛性をアップする。
アルミシャフトをスチールマウントで連結する物
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一般的に、オーバーステア傾向が強くなると言われる。
基部のマウントが細く、効果には少々疑問あり。
タイコの大きいマフラーを装着していると取り付けが面倒。
タイプRも補強している部分だけに、装着の効果は大きいはず。
サイドシル発泡ウレタン充填補強
話題のボディ補強。サイドシルの空洞部に発泡ウレタンを充填することで、ロールバーやスポット増しをはるかに上回る剛性アップを実現。
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確かに違う。その違いは町乗りでも分かるほどで、シビックには付き物だったハッチのきしみ音が消えた。
車の挙動も変わってくるのでセッティングに要注意。
ただし、効果は何年もは持続しないようである。
また、熱を加えると火災の可能性があるので、スポット増しや溶接ができなくなることに要注意
ロールバー セーフティ21 6点式
装着は走り屋の義務だと思う今日この頃。
ボディ剛性を考えると6点以上ほしいところ。結構重く(6点式で24kg)、車内が狭くなったりサンバイザーが使えなくなるといった難点があるが、ボディ剛性、安全性がアップ。6点式なら乗車定員の変更も不要、パッドを巻けば車検もOK。
シビックの天井は弱いよ(経験者談)。
2000年からは、ジムカーナでの勝利をめざして苦渋の決断。軽量化のため撤去。