制動系

写真は「〜'98仕様」

スポーツ走行をするならブレーキパッドとフルードだけは最低限かえておきたい。

ブレーキパッド/F

プロジェクト・ミュー コンプB for ジムカーナ

ジムカーナでの使用を前提にコントロール性を重視し、低温域からの制動力を確保。

インプレ

コントロール性重視のパッドで、前後セット交換時の効きはリア寄りのバランス。ブレーキで向きを変える運転スタイルに最適。

さすがにサーキットの連続走行ではフェードしてしまうが・・・。

プロジェクト・ミュー N-5000

ローター適正温度100〜800度。耐久レースなどで求められる耐久性、高速域からのフルブレーキング時の制動安定性などに優れた耐久レース専用ブレーキパッド。

インプレ

効きはマイルド。踏力でコントロールしやすい。

耐久用だけにライフが非常に長く、よほどでなければフェードもしない。適正温度以下の街乗りでも十分な制動力を発揮している。

ブレーキが暖まるまではスポーツ走行では効きが甘い。

ローター攻撃性が強くダストが多いのと値段が少し高いのが難点。

ブレーキパッド/R

プロジェクト・ミュー コンプB for ジムカーナ(ノンアスベスト)

フロント同様コントロール性を重視しながら、サイドターンに必要な制動力を発揮。

インプレ

初期制動が強いため、特にウェット路面ではテールハッピーになりがち。峠での使用は危険。

前後セットで使うとフットブレーキでは先にリアがロックするが、サイドでロックさせるには結構な腕力が必要。

パッド鳴きはやはり大きく、ダストも凄い。

ノンアスは安さも魅力。

プロジェクト・ミュー N-3000

オールマイティなスポーツパット。

インプレ

フロントの5000番とのセットは、ブレーキ残しで向きを変えるスタイルのドライバー向き。

 

ブレーキフルード

純正のDOT3では、サーキット走行をするとすぐにベーパーロックしてしまい役不足。走りを嗜好するなら必ず換えておきたいモノの一つ。

HKS スーパーDOT4

DOT5並みの沸点とDOT3並みの耐湿性で、ストリートからサーキットまで幅広く対応。

インプレ

ベーパーロックの心配はほぼ皆無。

ただしサーキットを何十周も走行したらエア抜きは必須。

その他

RIGID マスターシリンダーストッパー

バルクヘッドのたわみから発生するマスターシリンダーの振動を抑制することにより、ダイレクトなペダルフィーリングを実現する。

インプレ

RIGIDとCUSCUは点支持型で、ほとんど同じ物のようだ。

EG6はボディ剛性が高いとはいい難く、マスターシリンダーストッパーだけでは役不足。ペダルタッチの向上は体感し難い。

面支持で、もっと剛性のありそうなプロジェクト・ミューやSPOON等のストッパーがほしいところ。

現在は、パワーチャンバーに干渉するため撤去。ミューやSPOONのなら干渉しないかも。



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